水と微生物で臭気を除去する
環境にも優しいクリーンな脱臭システム
本システムはフィルターを利用した脱臭システムです。本システムの臭気浄化は生物学的プロセスにより、バクテリアとその他の微生物からなるバイオフィルムがフィルター上に形成され、臭気はバイオフィルムに接触した際に中和されます。SKOV社と業務提携し、自然界に存在する微生物をフィルター面に繁殖させ、臭気の分解消臭を図ります。
脱臭フィルターに臭気物質を栄養源とするバクテリアが増殖
2〜3層の脱臭フィルター
空気(臭気)の流れ
バイオフィルムが形成された脱臭フィルター
堆肥は肥料からエコ燃料へ
■灯油等の化石燃料の代わりに堆肥を燃料に使用
■温水回収 6万~10万kcal/時(原料堆肥により異なる)
■焼却灰成分 リン&カリ含有
■焼却灰は土壌改良に利用可(弱アルカリ性)
■堆肥燃料化 3t/日(原料堆肥により異なる)
CO2国内クレジット制度排出削減事業の認証が可能。
国内クレジット制度運営規則に基づき、国内クレジットの売買を行えます。
焼却灰分析データ(参考値)
豚糞焼却灰 | |
水 分 | 0.49% |
窒 素 全 量(N) | 0.12% |
りん酸全量(P2O5) | 30.64% |
加 里 全 量(K2O) | 7.39% |
pH(1:5水24℃) | 9.40% |
鶏糞焼却灰 | |
窒 素 全 量(N) | 0.21% |
りん酸全量(P2O5) | 24.02% |
加 里 全 量(K2O) | 13.73% |
pH(1:5水24℃) | 11.50% |
活性汚泥による微生物浄化処理は人類の知恵
私達ダイヤグループは畜舎の建設から始まりました。その中で畜産の基本は処理である事を現場から学んできました。21世紀の畜産業は、糞尿処理の解決なくしてはその存在さえ計れません。畜産をトータルに見据え、提案し、施工させていただくメーカーとして、公害を出さず低コストで、なおかつ簡易に運転できる時代のニーズにあった処理システムの開発に努めております。
畜舎排水を分離調節後、バッキレーターにより急速腐熟させ、一部を畜舎ピット内に戻すと共に、残りを良質で即効性の有機質肥料として液肥の形で、農地へ還元する野心的なプロジェクトも進んでいます。一次処理され、ピット内に戻された処理水は、脱臭効果をもたらします。また、液肥は肥料効果も安定し、特に野菜類の味を良くし、収量を増加させています。この方向は本物志向の消費者の支持を受けると共に、処理コストの低減に効果を発揮します。
糞処理から、良質堆肥生産へ!
■生糞を投入するだけで、水分調整された堆肥を少ない施設面積で生産できます。
■熱交換器で排熱を発酵促進に使用できます。
■発生ガスを集めて脱臭することができます。
■処理量により各種タイプが選べます。
■良質の大量堆肥生産に最適です。
■糞の乾燥が促進され、汚水散布も可能です。
■発酵途中での投入をすることができます。
■メンテナンスが簡単です。
■飼養規模により、各種タイプがあります。
■付加価値をつける袋詰めプラントもあります。
一台二役 ターン型にしてエンドレスにすることもできます。
付加価値をつける各種袋詰機も準備できております。
大量の処理と水分の蒸散が進みます。